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「体験」と「言葉」の紐付けのススメ

91号2014/07/11更新

■おはようございます。紀藤です。

5日連続の真夏日です。
記録的な気候である、とニュースでいっていました。
こんな日が続くと川に遊びに行きたくなりますね。
山に涼みに行きたくなりますね。

ちなみに、私事ではありますが、
私はアウトドアが好きです。

今まで行ったアクティビティは
スカイダイビング、スキューバダイビング、
フルマラソン、キャリオリング、ラフティング、
キャンプ、富士山登山、などなど…、
とりあえず手を出してみる、というのをモットーにしております。

好きな理由は色々あるのですが、
「新しい体験には学び」がある、
と感じるのが、大きな理由の一つだと感じています。

本日は、そんな「体験」と「学び」
というテーマを取り上げて考えてみたいと思います。


■体験が学びになる一例ですが、
私の場合、フルマラソンから「諦めないこと」を学んだり、
キャンプで「協力すること」を学んだりしました。

そして、皆さんもそのような
「体験が学びになった経験」をお持ちなのではないでしょうか。

だからこそ、
昔からボーイ(ガール)スカウトとか、
山間学習、ラジオ体操なども、教育の一環として
利用されているように思います。

このような体験は、
ぱっと見は余暇の遊びの場であっても、
仕事と同様、またはそれ以上に貴重な気付きを与えてくれるのでは、
と私は感じています。


■しかしながら、このような「体験による学び」は
少し時間が経つと、忘れられてしまう傾向もあるように思います。

「もっとたくさんの気付きがあったように思うけど、
 結局「気合が大事」としか覚えていない」
「何だか「頑張った」という感覚はあるんだけど・・・
 詳しくは忘れちゃった!」

みたいな感じでしょうか。

これは、いわゆる「体験型研修」などに参加された方も
同じようなことを言われることがあります。
(ちなみに、それを否定するわけではありません)

ただ、体験型研修であれ、日常生活であれ、
せっかくの「体験から学んだ」のであるならば、
それを忘れずに、自分の血肉にできた方が
お得なのではないか、と思うのです。


■では、「体験を自分の血肉する」にはどうすればよいのでしょうか。

そのためには、

『「体験」を、「言葉」と紐づける』

ことが鍵であると考えています。

例えば、体験をして、感覚が刺激され、学びが生まれるとします。

「これは大切だ!このことは忘れないでおこう」
と、強く思うわけです。

でも放っておくと、体験は感覚なので、
その感覚は消えてしまいます。

放っておくと、思い出すことは難しくなります。

しかし、「自分の血肉」にするためには、
何度も反復して、体験の復習をしなければなりません。

一般的な「学習の定着化」においても、
学んだことを自分に定着させるためには、
何度も思い出して、自分に刷り込んでいくことが必要だと言われます。
それと同様なイメージですね。


■では、体験を思い出し、反復するためには何が必要なのか。

それが、

『「体験」と「言葉」との紐づけ』

ではないかと思うのです。

体験で得た抽象的な「感覚」を思い出すためには、
それを表現する「言葉」が必要です。

その体験で得た抽象的な感覚をうまくまとめており、
かつ鮮明にイメージしやすい言葉(思考フレーム・格言など)に置き換えることができれば、
体験で得た教訓を思い出すトリガーになり、
反復し定着させるやすくのではないかと思うのです。


■少しわかりづらいので、私の例で説明しますと、

私はフルマラソンでいくつかの大切なことを学びました。
そしてその経験は私に根づき、自身の仕事や私生活にも役立っています。

そしてそのようになった理由は、
それに紐づく「言葉」を持っていて、
事あるごとに思い出すことができたから、と感じるのです。

ちなみに、こんなイメージです(↓)

・「良いタイムを更新するためには、準備が必要」という学び
  = 紐付キーワード : 「第二の習慣 目的を持って始める」 
  = 思い出す具体的な出来事  :  目的から逆算して、必要なものを準備することが大切。マラソンではテーピングや練習など。

・「辛くなっても、完走して仲間に称えられたイメージを持つことで、耐えられる」という学び
  = 紐付キーワード 「刺激と反応のモデル(第一の習慣 主体性を発揮する より)」
  = 思い出す具体的な出来事  : 刺激(辛い状況)でも、自分の自覚・想像力・良心・自由意志で、反応(走リ続けるかどうか)を選べる

というような繋がりです。

そして、私はこのフルマラソン体験を語ると、
「刺激と反応のモデル」「第二の習慣 目的を持って始める」という
思考フレームも同時に引き出され、それに準じて体験も思い出されるので、
結果的に何度も「当時の感覚」を反復しているように感じるのです。

そう言った理由で、
「体験」と「言葉」の紐付けを、強くオススメしたいのです。


■つい熱くなって長くなってしまいましたが、
 今日のお話は、

・「体験」は自分を成長させてくれるきっかけになる。

・しかし体験から学んだ教訓は、感覚なので忘れやすい。

・学習効果は、「復習」に鍵がある。

・何度も教訓を思い出すためには、「体験(感覚、得た教訓)」を
 「言葉」にすることが効果的なのではないか。

・「言葉」とは、思考フレーム・教訓など、その時の自分の感覚を
 思い出すトリガーのようなもの。

・効果的に成長することを考えると、「体験」も大事だが、
 同時に「復習」のための仕組みづくりが効果的なのではないか。

という内容でした。


今日も皆様にとって良い一日になりますように。
【本日の名言】
繰り返し行うことが、
われわれの本質である。
ゆえに、美徳は行為ではなく、
習慣なのである。

                 アリストテレス

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