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嫌われたくて嫌われている人などいない

65号2014/06/05更新

■おはようございます。紀藤です。

日本のW杯出場が決まりましたね。
テレビで試合を見ていたのですが、
意外な試合展開に興奮してしまいました。

最後の最後まで何が起こるのかわからない、
諦めないことの大切さを改めて感じました。
■さて、先日ですが、
「人に対して色眼鏡をかけて見てしまう」ことが、
縁を生かす妨げになっている、というエピソードを
ご紹介いたしました。

本日もその話に続きます。


■私の仲の良い友人で、
「平岡くん」という青年がいるのですが、
何をされてもニコニコ笑っている、
究極の博愛主義者とでもいえる人物がいます。

今から数年前、今でこそ当たり前になっていますが、
当時はほとんどいなかった「ルームシェア」と呼ばれるものを
一軒家を借りて6人で行っていました。

彼とは4年程、同じ屋根の下で暮らしていたのですが、
彼が誰かの悪口を言うのを、
一度も聞いたことがありませんでした。

そして、怒っている場面も
一度も見たことがありませんでした。


■なぜ、そんなにも寛容なのか?

ある時に、その理由を聞いたことがありました。

平岡くんが言うには、ある体験が原点だったそうです。

彼は中学校の頃、いじめられていたことがあり、
ジャイアンみたいな同級生にビンタされたり、
楽しみにしていた弁当のから揚げを毎日とられたり、
はりつけにされて蹴られたり叩かれたりしていました。

嫌でやめてくれ、と言ったが、
彼は自分にばかり絡んできたそう。

そして、その当時、
そのことを母親に打ち明けたそうです。

彼のお母さんは、その時、こう答えたそうです。

「好きで嫌われようとしている人なんていないんだよ。
 
 だから、そうしてしまう理由が何かあるんだと思うよ。

 恨むんじゃなくて、その子のことを「かわいそう」って思ってあげなさい」

彼は、その意味がよくわからなかったそうです。
なぜ、嫌がらせをしてくる相手に、かわいそうと思えるのだろうか…と。
(こう言えるお母さんもすごいですが)


■後日、ある機会があり、
平岡くんがそのいじめっ子に遊びに誘われ、
彼の家に行くことになったそうです。

すると、彼の家は目も当てられないほど散らかっていました。

どうやら、彼の家では、彼は立場が弱く、
両親からひどく叩かれたりしていました。

学校の時の強くて偉そうな態度は見る影もなく、
常にびくびくしていた様子だったそうです。

その時、平岡くんは、
彼に同情の気持ちが湧き起こり、
お母さんが言っていたことが何となくわかった気がしたそうです。

実際に、いじめっ子の彼が最も親しい相手は平岡くんであり、
休みにも「遊ぼう」と誘ったりしていました。

もしかすると、
彼は愛情とか好意の表現の仕方が
分からなかっただけなのかもしれないと思った、

と平岡くんは語っていました。


■私達の周りにおいて、
職場やプライベートの友人でも、

すぐ怒る人、付き合いづらい人、
ネガティブな発言ばかりしてしまう人、
愚痴が多い人、空気が読めない人、

様々な「苦手な人」がいると思います。

そして、実際にそのような行動をとっている人は、
嫌われるのも仕方ない、とも思います。

私たちは皆大人ですし、その結果起こることも自己責任、
というのもその通りだと思います。

ですが、
平岡くんのお母さんが言っているように

「嫌われたくて嫌われている人などいない」

というのも事実だと思います。

もしかすると、
その人にはそうしてしまう「何か」(過去や体験)があるのかも、
という見方(パラダイム)で接することができれば、

「ただの嫌な人」が
「苦しみながら変わろうとしている人」
という見方に変わることができるかもしれません。

そして、それが、
一人の人生を良くすることに繋がるかもしれません。

簡単ではないことですが、
少なくとも人に対してネガティブな見方をするよりも、
ポジティブな見方で接するように心掛けるだけでも、
私たちの可能性も広がることは間違いないと思うのです。


■見方が変われば(See)、
行動が変わり(Do)、
行動が変われば結果が変わる(Get)

全ては見方(See=パラダイム)から始まります。

皆さまのご参考になれば幸いです。


今日も皆さまにとって、良い一日になりますように。
【本日の名言】
主体的な人にとって、「愛」は動詞である。
愛は具体的な行動である。
犠牲を払うこと、自分自身を捧げる事である。
愛は行動によって具現化される価値観である。

            スティーブン・R・コヴィー

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