500社2500名以上が読む「1日を5%元気にする」メールマガジン

「7つの習慣」でフルマラソンを完走をするヒント

32号2014/04/16更新

■おはようございます。紀藤です。

土曜日の韓国マラソンによる筋肉痛で
階段を上るたびに足がつりそうになる今日この頃。

しかしながら栄誉の負傷ということで、
この痛みも甘んじて噛みしめていきたいと思います。

人が気付きを得るときは、
大きく感情が動いたとき(例えば、大きな失敗をした、挫折をしたなど)に
ふっと新しい考え、気付きが腹に落ちるように感じます。

私が参加した週末のマラソンでは、そんな感覚を体験しましたので、
今日はその気付きについてお話させて下さい。
(思い入れが強く、長くなってしまいました。時間があれば、お目通し下さい。)


■そもそも私がマラソンを始めたのは3年前。

「新しい挑戦をしよう」ということで
友人に誘われたのがきっかけでした。

初めての感想は「もう出ることはないだろう」。

もちろん大きな達成感は多々ありましたが、
一番の印象は、「フルマラソンはやはり辛い」でした。

そして翌年も友人の誘いで参加。
付き合いで参加したため、記録は大幅に落ちました。

そして今年に入り、韓国のフルマラソンの話があがりました。
私は負けず嫌いなところもあるため、
心のどこかで一般ランナーの一つの目標である「サブ4」(4時間以内に完走すること)を
目指そう、と考えていました。

今までの最高記録は、初参加の4時間30分。
前回の記録は5時間10分。
大きな壁がありました。


■フルマラソンは「30kmの壁」があると言われます。

それまでは調子良く走ることができて、
「このままゴールできそうだ」など甘く思えるのですが、
30kmを超えたあたりから、急に膝、腿、足の裏、腰・・・・
いたる所が痛くなり、体が重くなって、1kmが10kmにも感じるのです。

今までのレースの苦い経験から、それを警戒して走っていたものの、
今回も30kmからは想像していた通り、非常に辛い戦いとなりました。

30kmまでのペースは良い調子で、このままいけば何とか「サブ4」を狙うことができる状態。

しかしながら、そのコースは後半が長い上り坂になっていて、
約100メートルの高低差をずっと登リ続けることになります。

足が少し力をいれると、びくびくと痙攣しそうになり、体力的も限界ぎりぎりです。
非常に辛い状況でした。


■自分の中で、二人の自分が戦っていました。

一人の自分は、
「辛い。だから、ちょっとくらい歩いてもいいじゃないか。
 もし歩いたとしても、サブ4は無理でも、自己新記録はいけるよ」
と言い、

もう一人の自分は、
「目標のサブ4を達成して、マラソン仲間にも胸を張って自慢したい。称えられたい。
 これからも誇れる記録がほしい。歩いて後悔したくない。」 
と言っています。

そうしながらも、どんどんどんどん辛くなるので、
「もういいじゃないか」、という自分の声のほうが、
ますます大きくなっていきます。


■しかしながら、同時に

走り続ければ必ず終わる。
あと1時間我慢すれば終わる。
と頭では認識していました。

そして、
マラソン仲間に、胸を張って「サブ4達成したよ!」
と言っている自分、仲間に称えられる自分を想像すると、
少しだけ元気がでました。

また、
歩いて楽になるけど、サブ4は出来ず。まあまあだと思える記録か、
一時的にキツくても、昔の自分を超えて、マラソンについて語るたび、誇らしい気持ちになるのか、
自分はどちらを選びたいのか、と考えてもいました。


■この時、すっと心に落ちた言葉は、

『刺激と反応の間にスペースがある』 by スティーヴン・R・コヴィー

という7つの習慣の「第一の習慣 主体性を発揮する」で説明される言葉でした。

※刺激と反応の間にはスペースがあり、
 人間が持っている四つの独特な性質<自覚・想像力・良心・自由意志>
 によって、自分の反応を、自由に選択する事ができる、という話です。

(ギリギリでも走りながら、このようなことを考えてしまうのは、職業柄なのでしょうね笑)


■今自分が置かれている状態は、「まさしくこれではないか!」、と。

今キツイ。
歩きたくて仕方がない。 
歩けば楽になる。 

キツイ「刺激」に対して、
歩くという「反応」をしそうなときに
「四つの独特な性質」と呼ばれるものを使っていたように思います。

「走り続ければやがて終わる」と自分自身を客観的に見つめられる「自覚」。
皆に賞賛され、自分を誇らしく心から喜ぶゴールを思い描く「想像力」。
今の快楽か、これから得られる大きな自信、どちらを選ぶかという「自由意志」。
(※あと良心がありますが、この場合は当てはまりませんでした。)

キツいから歩く、という刺激と反応の間にスペースを見出して、
上記のような四つの性質が頭の中をぐるぐるとまわり、
刺激と反応の間の、一時停止ボタンを押し続けました。

その結果、
「あと少しだけ頑張って、誇らしいゴールを迎えたい。だからこれは試練だ」
と捉えて、最後の最後まで力を出し切って
少しでも早く到着しよう、とラストスパートをかけることもできました。

そして、3時間52分という自己新記録であり、
目標の「サブ4」を達成することもできました。


■もちろん、全部が全部このようにできることはないと思いますし、
何でもかんでも追い込めばいい、というものでもないと思います。

しかし、このような一つの思考モデルを知ることで
感情が高ぶったり、一時的な感情に負けそうになったりしたときに、
立ち止まって考えるヒントになりえるのではないでしょうか。

今回のレースで学んだ、私の気付きの一つでした。
朝から長文をお読みいただき、ありがとうございました。

皆さまの参考になれば幸いです。


今日も皆さまにとって良い一日になりますように。
【本日の名言】
苦しさはやがて消える。
諦めた事実は一生残る。

               2011年 初参加のマラソンのTシャツの言葉 

初めての方はこちらから

ビジネス&ライフに小さな変革を 未来習慣メールマガジン

カテゴリー別で見る

「7つの習慣」から探す

キーワードから探す

年別アーカイブ

※このサイトは、フランクリン・コヴィー・ジャパン(株)とは関係なく、記載されている内容の責任は著者個人に帰するものです。