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どん底の状況で、「笑い合える日は来る」と信じる強さ

27号2014/04/09更新

■おはようございます。紀藤です。

先日、ダイバーシティで有名な
東レ研究所社長の佐々木常夫さんの
自伝「ビッグツリー」を拝読しました。

とても真似できないと思うと同時に、
たくさんの気付きを頂いた点がありましたので、
本日はそのお話を共有いたします。


■佐々木常夫さんは
自閉症の長男、43回の入院と自殺未遂を繰り返す妻を支えながら、
東レ同期トップに取締役となり、東レ研究所の社長になられた方。

その仕事も家庭への取り組みもあり、
現在「ワーク・ライフ・バランス」のシンボル的存在になっています。
その著書「ビッグツリー」の中で、以下のような内容を語られていました。


■(奥さんが自殺未遂をし、7時間にも及ぶ手術の上
 何とか一命を取り留め、手術室から運び出された際、)

『「何のために結婚したのか」、「何のためにこんな苦労をしているのか」
 といった問題ではないのだ。
 
 要は、自分が出会った人生であり、自分が選んだ人生なのだ。

 こんなに惨めになるなんて、それは私の生き方ではない。

 いや、絶対良い日は、笑いあえる日は必ず来る。

 心細い心境になりながら、私はそう信じていたかった。』


■限界の中、自暴自棄の気持ちになり、殆ど諦めていていた、
と語るこの状況でも

「笑いあえる日は必ず来る。そう信じていたかった」

と「信じていたかった」と
何とか自分を前に向かせようとする姿は、
言葉に尽くせない強さと信念を感じました。
(常人では、とても敵いません)


■比喩するのは恐縮ではありますが、
佐々木さんのこのような姿勢は、
7つの習慣でいう「第一の習慣 主体性を発揮する」
非常に高いレベルで体現されていると、思わされました。

「第一の習慣 主体性を発揮する」という項目に
『刺激と反応の間のスペース』という言葉が出てきます。

この言葉は、

『人は自分に降りかかる刺激に対して、
「自覚」、「想像力」、「良心」、そして「自由意志」の
4つの力を使って、どう反応するかを選ぶことができる』

という話です。

しかし、わかってはいても、簡単にはできないのがこの言葉。
わかってはいても、つい感情的になってしまったり、
つい怒ったり、悲しんだりと、反応的になってしまう。

家族のような近い人であれば、尚更そうではないでしょうか。


■そんな中で、佐々木さんは

「自分は前向きな姿勢を持っていたはずだ」という自覚。

「必ず笑い合える日は来る」という想像力。

「本当に辛いのは自分でなく妻だったのだ」という良心。

どんな状況でも「そう信じていたい」と思う自由意志。

それを見事に発揮されていたのではないかと
勝手ながら感じさせられました。


■実際に、このような例は稀有だとしても、
こういったスタンスで物事を捉え、前に進める方がいる、
という事実が私たちに勇気を与えてくれるような気がします。

また「ビッグツリー」というタイトルは、
外から見えない根っこに、自分自身の信念を表し、
何が起きようとも、風雪に耐え立ち続ける。
そして家族愛、仕事への情熱、社会人々とのかかわりを幹や枝葉とする
大きな「父親の樹」を表しているそうです。

何よりも、地下に張り巡らされる「人格」という根を大切に
日々精進したいものです。


今日も皆様にとってよい一日になりますように。
【本日の名言】
自分の運命を支配するのは自分であり、
自分の魂のかしらは自分である。

        ウィリアム・アーネスト・ヘンリー   

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