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信頼を高める「4つの核」とは ~スピード・オブ・トラストより~

21号2014/04/01更新

■おはようございます。

今日から新年度のスタートですね。
本年度もよろしくお願いいたします。

さて先日ですが、重松清さん著の「とんび」という小説を読みました。
不器用な父と、子のいつの時代も変わらない愛情を描くという小説で、
感動できる小説NO1、と書いてあるだけあり、
何度も涙、涙の心に響くお話でした。

この話の中では、
不器用な父が主人公として登場しています。

気性もあらく、人の気持ちもうまくよめず、
意地っ張りで、一方的に怒ったりする、
という人物なのですが、
色々な人から好かれ、慕われています。

それは、彼が、裏表がなく、一貫した人間だから、
愛され、信頼されているのだ、というような内容も登場します。

詳しいことは、お伝えしきれませんが
信頼とは何か、と思いを馳せる機会にもなり、
また私にとって親のありがたさを感じるよい時間になりました。


■そんな話も踏まえてですが、先週に引き続き
「信頼」を形作るものはどんなものか、
について本日はお伝えしたいと思います。

先週は信頼を作るには”まず自分から”であるという、
「信頼の5つの波」についてお話をいたしました。

そして信頼を高めると、スピードが増す、コストが下がるなど、
大きな配当を得ることができる、ともお伝えいたしました。

それでは、
自分自身の信頼を作り、人間関係の信頼も作っていくためには
具体的にどんな要素があるのでしょうか。

書籍「スピード・オブ・トラスト」では

「信頼を高めるためには『信頼性の4つの核』を理解する必要がある」

と言っており、それは以下のような内容になります。


1、誠実さ … 価値観や信念と言動の一貫性
2、意図  … 他者に対する真の気遣いと愛情。基本的な動機や課題。
         相互の利益を求めること。他者のための行動。
3、力量  … 信頼を呼び起こす能力:才能、態度、スキル、知識、スタイル
4、結果  … これまでの実績。「信頼税」を避け、「信頼配当」を得ながら
        適切な行動を行うこと。


■これを見てみると、
1、2は「人格」的なことを述べており、
3、4は「能力」について述べているとお気づきでしょうか。

例えば、
すごくいい人で、親身になってくれるお医者さんがいたとします。
しかしながら、
実は医師免許を持っておらず、
経験も全然ないという方に、
自分の治療を任せることができるでしょうか。

逆に、
すごく頭のいい家庭教師がいて、
教え方はとても上手で答えられない質問はない、
しかし約束を破ってばかりで、
気遣いも愛情もない冷徹な人だったら、
その人に教えを乞うでしょうか。

どちらもないよりはあったほうがよいですが、
真の意味で高い信頼を獲得するためには、
人格的な要素と、能力的な要素をバランスよく高める必要がある、
と言えそうです。


■冒頭の小説では、不器用な父は、どれだけ偏屈でも、
一貫性にあって、愛情に溢れている人物だった、
つまり「誠実」と「意図」が優れていたのだからこそ、
皆に慕われていたのかな、と私は思います。
(力量と結果はわかりませんが・・・)

木の根と葉のように、
親子の関係ではもしかしたら、
根の部分である「誠実さ」「意図」(=愛情)が
特に影響するのかもしれません。


■ぜひ、そんなところを意識して行動すると、
自らの信頼性を高め、色々な配当を得られるかもしれませんね。

信頼について著者は
「信頼の効果は自分で思ったよりも早く出る」とも言っています。
この言葉を励みに、私も周りに信頼の5つの波を広げたいと思う今日この頃。

行動すれば、必ず周りは変わる、
そう考えると日々の行動も変えられそうですね。


今週も皆さまにとってよい一週間になりますように。
【本日の名言】
職場でも私生活においても、信頼関係を築くには自分が信頼されるしかない。

              ジェラルド・アーピー

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