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374万1953番目の雪

339号更新

小さなことでも、行動し続けること。
自分が出来ることを愚直にやること。

この大切さは、誰もが認めることだと思います。

そんな“小さな行動の大切さ”を感じさせる、
ある「二羽の鳥」の物語をご紹介いたします。
【二羽の鳥】

冬の細い樹木の枝に、二羽の鳥がとまっている。

「雪のひとひらの重さはどれくらいかな」
シジュウカラが野バトに聞いた。

「重さなんてないよ」
ハトが答えた。

「じゃあ、おもしろい話をしてあげる」
シジュウカラが言った。


「モミの木の、幹に近い枝にとまっていると、雪が降り始めた。
激しくはなく、吹雪の中にいるような感じでもない。
そんなのじゃなくて、傷つくことも荒々しさもない、夢の中にいるような感じの雪のふり方だった。
ほかにすることもなくて、ぼくは小枝や葉に舞い降りる雪をひとひらずつ数えた。

やがて、降り積もった雪の数は正確に374万1952になった。

そして、374万1953番目の雪が枝の上に落ちたとき、

きみは重さなんてないと言うけど・・・・


枝が折れた。」


そういうと、シジュウカラはどこへともなく飛んでいった。

ノアの時代以来その問題に関してとても詳しいハトは、
今の話についてしばらく考えていたが、
やがて独りつぶやいた。


「もしかしたら、あともう一人だけ
誰かが声をあげれば・・・

世界に平和が訪れるかもしれない」

「シンクロニティ」/ジョセフ・ジャウォースキー著
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■いかがでしょうか。

この雪の話が象徴するように、
社会に対しても、また会社という組織に対しても、
その強大さゆえに、

「自分が動いても、何も変わらない」

と感じてしまうこと、
しばしばあるのではないでしょうか。

そして、「本当はこうあったらいいのに…」と思いながらも、

「行動をしても意味がない」

と結論づけてしまうことは、
多かれ少なかれあるようにも思います。


しかし、先ほどの話を見て、
たとえ微力で、地道な個人の行動だったとしても、
それを積み重ねることは、見えないところで影響を与えている。

そして、最後は枝を折るように、
物事を変えうる力を持つのかもしれない、

そのように感じました。


■「7つの習慣」では、全ての習慣の基礎となる、
「第一の習慣 主体的である」において、

【”影響の輪”に集中すること】

が人を巻き込み、物事を成し得る上で大切である、と言います。

自分が影響を与えられないことを気に病むよりも、
自分が影響を与えられることに集中すること。

影響を与えられることに集中すると、
やがて大きな影響力を持つようになります。

つまり、”影響の輪”が広がります。


■始めは何の変化もなくとも、
毎日毎日継続して発信し続ければ、
気が付く人は気が付くのでしょう。

先ほどの”二羽の鳥”の話では、
374万1953番目の雪で枝が折れました。

継続、そして行動し続けることの大切さ。


あと一歩でやめないために、
枝を折る、ひとひらの雪になれるように、
日々愚直に、着実に雪を降らせ続けたいものですね。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまにとって、今日も素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
努力しない天才よりも、
努力する鈍才の方が
よけいに仕事をするだろう。
ジョン・オーブリー

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