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オセロのごとき、小さな一打を繰り返す

487号更新

3万人以上に教えた、尊敬するベテラン講師に、
教育にまつわるある質問をしてみました。


「”教育で会社を変える”って、大変なことですよね。
〇〇(講師)さんは、会社を変えるために、何が必要と思いますか?
そして何をもって ”会社が変わった” と言えると思いますか?」

と、我ながら抽象的な質問。

とはいえ、人材育成に関わる方であるならば、
誰もが一度は考えたことがある、
気になる質問内容でだと思います。
■そして、そんな質問、
「変えるために何が必要か?」「何を持って変わったとするか?」に対する、
講師の答えは、このようなものでした。


「まず残念ながら、会社はそんな簡単には変わらないよね(苦笑)。
でも、変わるために必要なこと、 と言えば、
”一人の意識と行動が変わること” じゃないかと思うよ。」

「そして、”会社が変わる”というと、大きすぎる話。
だから、何を軸に判断したらよいかわからない。
でも、【”一人の小さな成功体験” が増えたかどうか】 は
会社が良くなっているかどうかの手掛かりにはなるはず。」


■「変えるために必要なものはなにか?」
「何を持って変わったとするか?」

この答えについては、
色々な意見があるかと思います。

そして「これである」という答えもないのかもしれません。

ただ、よくよく考えてみれば、
会社という「大きな存在」が変わるということは、

・「1人の意識、行動」が変わること
・「1人の小さな成功体験」が増えること

の積み重ねでしかない、というのは、
至極まっとうな話のように思えます。


■劇的な環境の変化(トップの交代、M&Aなど)がない限り、
既存の組織が変わる、というのはなかなか難しいもの。


次第に変えていこうと言うのであれば、

小さな変化の積み重ねから、徐々にうねりを生み出し、
大きな変化・強大なインパクトに変えていく、

それが現実的なステップのように思います。


・・・とはいいながら、「何かを変えよう!」とすると、
まるで魔法の杖を信じるかのごとく、

「一振りするだけで、何もかもが変わる」

という期待してしまう愚を、つい犯してしまいがち。・。


しかしながら(そして残念ながら)、実際には、
そんな”魔法の杖”のようなものはないのでしょう。
(あれば五万もの企業が既にやっているはずです)

■変えたいもの、変えようとするものが、

・受け身がちな組織の文化、 であれ、

・ちょっと信頼を失いがちの妻との関係(汗)、 であれ、

・1か月前に始めた英語勉強の成果、 であれ、

大切で、重要だと思う事こそ、
変えていくためにはそれなりの時間と労力がかかる、

それが現実なのではないでしょうか。


■「何かを”変える”ステップ」というのは、

一面、真っ黒なオセロを、
一つずつ、着実に、そして愚直に白を増やし続けるように、
果てしなく地味な作業かもしれません。

でも、愚直に白を置き続ければ、
いつか、ある時を境に、白が一気に増えていく。

もしかすると、

人が変わる、
人間関係が変わる、
組織が変わる、

というように、何かが変わる、
何かを変えるということは、そのような

「オセロの一打」

の繰り返しのようなものではないか、そのように思うのです。


■「7つの習慣」も“人生を変える書”と評されることがあります。

しかし、それが表す「習慣」という言葉は
「行動の積み重ね」とも言い換えられます。

組織においても、
自分自身についても、
大きく、根本的な変化を望むのであれば、

薄紙を一枚一枚重ねるかのように、
オセロの白の一打を繰り返すように

小さな行動を繰り返すことこそが、
変化のための生命線になりえるのではないか、

そう思えてなりません。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。

今日が皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。
【本日の名言】
勝利は、最も忍耐強い人にもたらされる。
ナポレオン・ボナパルト

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